お知らせ

素晴らしい日本人、小泉八雲

 2025年度後期の「連続テレビ小説」の「ばけばけ」をずっと見ていましたが、いよいよ来週で終わりですね。小泉八雲・セツ夫妻をモデルにしたものです。

 錦織役の吉沢亮さんは以前から大好きだし、ヘブン役のトミー・バストウさんも格好良い。

 そして私は史実の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)を調べました。小泉八雲はキリスト教への反発を持っていた人です。それは幼少期の厳格なキリスト教教育への反発が主な原因だそうです。

 13歳から通った神学校での規律や教えが苦痛であり、それが土着信仰や神話への関心へと繋がったそうです。またギリシャ人の母を異教徒として責められた過去もあったそうです。

 それでキリスト教の代わりに、日本の伝統的な神道、仏教、アニミズムと言った土着的な精神世界に深い安らぎを見出したそうです。ちなみに真言密教はアニミズム的な要素を多く含んでいます。

 同時に小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は熱心な仏教徒でもありました。永遠不滅の自我を認める西洋的な合理主義に疑問を抱き、その代わりに、自我が幻影であるとする仏教の無我説や、万物が繋がり合う共生を尊びました。

 明治の近代化が進む中で、古き良き日本の「神仏の教え」を賞賛し、それらの信仰に深く理解を示しました。

 小泉八雲はブッダ釈尊の教えを伝える「ダンマパダ」等のパーリ語経典の漢訳を深く読み込んでいました。

 何故、仏教に熱心だったかというと幼少期にキリスト教の教育を受けましたが、その教義に疑問を抱き、その束縛から離れました。そして西洋の合理主義や個人主義が引き起こす紛争を嫌い、東洋的な精神性に救いを見出しました。

 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の仏教に対する態度は形式的な信仰というよりも、彼の鋭い感性と独自の死生観が、日本の伝統的な仏教精神と深く合致したと言えます。

 ちなみに小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は松江滞在時に「知られぬ日本の面影」の「弘法大師の書」という章で、弘法大師空海の伝説や書道における名人伝を愛着を持って紹介しています。

 私廣畑は、小泉八雲をもの凄く尊敬していますし、素晴らしい日本人だと思います。よくこんな立派な人が日本人になってくれたと思います。

シェアする