お知らせ

現世利益を祈るのは良いこと

 真言密教は現世利益(仏教ではこれを「げんぜりやく」と読む)を祈り、願うことは悪いことではありません。真言密教において現世利益とは加持祈祷や真言や読経を通して、生きている間に幸福や願いを成就させることです。これは本来自分の中にある仏性に目覚めることでもあります。

 浄土真宗等の教えがどちらかと言うと来世での救済を重視するのに対して(浄土真宗には追善供養という考え方はないし、お守りやお札も元来はありません)、真言密教は追善供養などで来世でのことも大切ですが現世での利益を追求する宗教です。安全祈願、商売繁盛、病気平癒、金運上昇、厄除け、合格祈願、仕事の運気、恋愛成就、水子供養等を祈願します。

 でも私はこれは「みんなで幸せになろうね」という教えであり、単なるご利益だけを求めるのではなく、「即身成仏」という最高の悟りを目指すことが、元来の目的であると思います。

シェアする