私には8年前に湾唆(わんさ)という柴犬がいました。本当に湾唆(わんさ)を愛していました、
その子が14歳で癌で死にました。私は激しいペットロスに陥って、自殺まで考えた程です。
周りのすすめで、二匹目の柴犬を飼うことにしました。湾唆(わんさ)の血をひく子がいいと思い、湾唆(わんさ)と同じ犬舎で生まれ、ブリーダーさんが同じ子をはるばる長野の飯田まで、迎えに行って連れて来たのが、今の唆絆(さき)です。
6匹いた中で、順番に抱いていって、この子だと思ったんです。湾唆(わんさ)との絆の子という意味で唆絆(さき)と名づけました。
最初は自分で連れて来た子なのに、湾唆(わんさ)と違う性格に戸惑いました。でもある時、ふと「なんて可愛い子なんだろう。私がこの子を選んだのは間違いなかったんだ。私はこの子を愛している」と唆絆(さき)のことを気づきました。それになんと言っても。湾唆(わんさ)と血のつながった湾唆(わんさ)の忘れ形見の様な子です。それからというもの唆絆(さき)が可愛くて仕方なくなりました。唆絆(さき)に救われた様なものです。
犬とは不思議なもので、こちらの気持ちにちゃんと応えてくれるんです。大切なペットを失った辛さも、大切なペットと一緒に生きる喜びもよくよく分かっているつもりです。
今、大切な我が子を亡くして苦しんでいる方、その子のことをいっぱい、いっぱい私に話してもらえませんか?そし心をこめて弔ってあげましょう。私にそのお手伝いをさせて下さい。