
もう直ぐ(11月30日)キリスト教の典礼暦では、待降節、つまりアドベントに入ります。
主の降誕、つまりクリスマスを待ち望む期間のことです。この期間からクリスマスの飾り付け(聖家族・クリスマスリース・クリスマスツリー等)を飾ります。
そして12月24日水曜日の18時~主の降誕、つまりクリスマスの礼拝・勤行を行います。キリスト教式と仏教式の両方で行います。
仏教でクリスマスを祝うのはちっともおかしいことではありません。仏教から見ると、仏教の三身説、法身・報身・そして人々の苦悩を救うために現世に歴史上現れた応身に従うならば、イエス様は明らかに応身に当たるからです。
それにダライ・ラマ14世猊下も「ダライ・ラマ、イエスを語る」の中で、イエス様は偉大な菩薩であると述べられています。また牧師だって、思想家で、私と文通して下さっていた岡野守也先生もその著書「美しき菩薩イエス」でイエス様は美しい菩薩であると述べられています。
イエス様の愛や慈悲の精神は仏教の菩薩道(自分の悟りと他者を救うことを両立させる実践的な修行)と共通するからです。
もちろんキリスト教式でもイエス様の御降誕をお祝いします。讃美歌を歌い、聖餐式を行います。皆さん一度、チャペル福音館のクリスマスに参加してみませんか?